こんにちは。事務員Tです。
こちら広島は朝から降っていた雨は午前中で止んで、事務所から見た空はスッキリと晴れわたっています。お陰さまで事務所内はエアコンが効いていてとても快適ですが、帰宅後の炊事を考えると、今からとても憂鬱です。
さて私、去る7月9日土曜日、広島のアステールプラザにて開催された、佃弁護士の講演会に出席させていただきました。
自身の体験や当時の思いを丁寧に話される佃弁護士の語り口調は終始やわらかで、やさしくて、でもそれがとても切なくもありました。講演会の内容としては亡くなられたご主人への深い後悔の念から消えてしまいたくなったこと、その償いから弁護士への道を志したこと。そして自死遺族としての立場から私たちにできることをお話ししてくださいました。最後に佃先生が所属する自死遺族支援弁護団のパンフレットが手渡されました。パンフレットの表紙には動物を用い、傷ついた遺族には鮮やかな色は目や心に突き刺さるとの観点からなるべく原色を控え、文字を読まなくても視覚に直接訴えかけてくることができる様にイラストを多用するなど、随所に自死遺族への思いやりが散りばめられています。
この講演を終えて、自死を選択せざるを得なかった方々や遺された遺族の気持ちを感じてみたり、自分の今までの言動を振り返り反省したりと、考えさせられることがたくさんありました。でも私の中で最後に残った思いは、佃祐世という人間が今日も生きていてくれることに感謝。それが一番でした。
このブログを読まれた方、決してひとりで悩まないでください。あなたの思いを聞かせてください。あなたに寄り添う弁護士がここには居ます。ご連絡お待ちしております。
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はつかいち法律事務所
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